当院のがん検査
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上部消化管、ハイビジョン電子内視鏡、下部消化管をハイビジョン電子内視鏡マルチスライスCT、エコー、マンモグラフィなどの医療機器を使用して、気軽に検査が受けられます。
年に1度は検診を受けましょう。
胃がん検査(ハイビジョン電子内視鏡)
従来の経口法 | 経鼻法 | |
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利 点 |
鎮静剤を使用して眠ったままで検査を受けられる |
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欠 点 |
鎮静剤の作用が消失して帰宅できるまで2~3時間の休憩が必要 |
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当院では、患者様の希望に応じて検査を行っています。
胃・大腸のポリープや早期がんを電子内視鏡で切除します。入院は必要ありません。
当院の使用機器(ハイビジョン電子内視鏡)
近点、遠点それぞれにピントを合わせた2つの画像を合成することで広範囲にピントの合った内視鏡画像を生成する「EDOF(被写界深度拡大)」機能や、暗部を明るくし画像上のわずかな構造の変化や色調の変化を視認しやすくする画像処理機能「TXI」、狭帯域光を用いることで深部組織のコントラストを形成する画像強調観察技術「RDI」などにより微小な病変の観察をサポートします。
内視鏡検査は、口からだけでなく『鼻』からも行えます
鼻から行う内視鏡検査には、こんな特徴があります。
『負担が少ない』 | 『嘔吐が起きにくい』 | 『会話ができる』 |
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内視鏡は鼻にスムーズに挿入できる5mmの細さ。従来の内視鏡と比べて、細経化を実現しました。 |
内視鏡が舌の付け根を通らないので、吐き気をほとんど感じずに検査を受けることができます。 |
検査中も会話が可能なため、質問したい時には、自由に医師とお話しできます。 |
■ご注意ください■
- 鼻腔や患者様の容態によっては、鼻からの挿入が難しい場合もあります。
- 経鼻内視鏡は非常に細いため、処置には適さない場合もあります。
-
※詳しくは、診察時に担当医師にご相談ください。
大腸検査のすすめ
早期の大腸がんは自覚症状がない場合がほとんどです。
でも、早期に発見すれば治療可能です。
食生活の欧米化(動物性脂肪が多く、食物繊維の少ない食事)により、大腸がん(結腸がん、直腸がん)は増え続けています。
2017年のデータでは男性大腸がん死亡者数は27,334人で、肺がん、胃がんに次いで3番目であるようです。
参考:https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html
大腸がんは、今後も増え続けると予測されています。
40歳以上の方は大腸がん検診(保険適応可能)を受けることをおすすめします。
大腸がんは自覚症状のない早期に発見することが大切です。
便通異常や血便のような症状が現れたときには、すでにがんが大きく成長し、手遅れになることがあります。
がん危険年齢の40歳を過ぎたら、症状がなくても大腸がん検診(保険適応可能)を受けましょう。
大腸内視鏡検査
肛門から内視鏡(大腸スコープ)を挿入して、曲がりくねった腸管の内側を直接観察する検査です。
もし病変が見つかれば、良性の病変とがんを区別するため一部をとって顕微鏡で調べる検査(生検)を行います。
早期がんなら、検査と同時に治療(手術)をする事もできます。
定期的な検査
大腸に発生したがんやポリープは多発しやすいものです。
1個見つかった人はたいてい2個、3個と多発する可能性がある。
同じ時期に発生することも、治療後数年たって新たに発生することもあります。
そこで、定期的に検査を受け、できるだけ早くがんやポリープを発見する必要があります。
当院では、主に大腸内視鏡検査を行っています。
当院の使用機器(ハイビジョン電子内視鏡)
NBIの組み合わせにより病変の粘膜模様や毛細血管が描き出されより良い観察・診断をサポートします。
また、胃や大腸などピント合わせの難しい狭い空間において粘膜や毛細血管などの近接観察もできるようになっておりさらには屈曲した形状の大腸でスムーズな挿入を行えるよう、大腸の形状や長さによって操作者の手元側の力をより効率的に先端に伝えるための「高伝達挿入部」を採用し患者様の苦痛の軽減に貢献します。
マルチスライスCT
被ばく低減技術を搭載
米国GE社製64列CTを導入しました
64列マルチスライスCTの導入により・・・
患者さまのご負担を少なく
画像診断情報を提供します
・CT検査時間を短縮(5~10分程度)
・CT検査の息止め時間を減らします(3~10秒程度)
・CTの検査回数を減らします(1回で精密検査まで)
・より被ばくの少ないCTです
・画像診断結果を早くお知らせいたします
・画像診断情報を増やします
改良されたハードウェアとソフトウェアの搭載により、
約100cmの広範囲を5秒以下の低被ばく・高画質の撮影が可能です。
様々な角度から観察することができます。
乳がん検査(マンモグラフィ)
乳房には乳がんだけでなく他にも様々な病気があります。
これらは乳がんと同じ症状が見られることが多いので識別が必要です。
- 乳腺症
- 月経前のホルモンバランスの変化が影響しています。乳腺における良性の異常としてもっとも多く見られます。
- 乳腺炎
- 授乳期によく見られ、母乳が溜まりすぎて起こります。乳房に痛みや発赤、熱をもちます。
- 乳腺繊維腺腫
- 10代後半~30代の若い世代に多い乳腺の良性腫瘍です。硬くコリコリしたしこりができます。
乳がんにかかりやすい人として、以下のような報告があります。
- 12歳以下で初潮があった
- 年齢が40歳以上である
- 授乳経験がない
- 初産年齢が35歳以上である
- 55歳以上で閉経した
- 肥満度が20%以上である
- 高タンパク、高脂質の食事をしている
- 乳腺疾患にかかったことがある
- 血縁者に乳がんになった人がいる
- 避妊薬(ピル)、女性ホルモン剤、副腎皮質ホルモン剤を常用している
上記の項目にあてはまれば、必ず乳がんになるというわけではありません。
誰がかかってもおかしくない病気です。
しかし、気になる人はなるべく早めに乳がん検査を受けるか、専門の病院へ行きましょう。
視触診
視触診は乳がん検査の中でも、基本的な検査です。乳房全体をよく観察し、乳房の変形、皮膚のひきつれ、乳頭・乳輪の異常がないかをチェックします。さらに実際に手指で触れることで、しこりの存在の有無を確認します。
画像診断
超音波検査(エコー検査)
乳房に超音波を送波する機械をあて、乳房内部から返ってくる音波の変化をコンピューターで画像にし、その断面図を見るものです。
マンモグラフィ検査
乳房を挟みながら圧迫して、上下方向から1枚、左右方向から1枚(合計2枚・両方の乳房の場合は合計4枚)をX線撮影します。
触ってもわからないような早期の小さな乳がんは勿論、しこりを作らない乳がんを白い影(腫瘤影)や非常に細かい石灰砂の影(微細石灰化)として見つけることができます。
細胞診・組織診
腫瘍が発見されると検査を行います。